+名前の由来
n o k a は 野花 と書きます
辿り着いた場所でたくましく精一杯
美しく小さな花を咲かせている姿に
勇気をもらいます
野の花のように
静かで
素朴で
ほんのりロマンチックな
そんな衣服を作りたいと
想いを寄せて縫っています
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2010年に「かえる洋裁店」という名前で服づくりをはじめました。
2018年『工房からの風』への出展を機に「noka by -かえる裁縫室-」
そして「n o k a」として、新たなスタートを切りました。
わたしがつくる服を言葉で表すとしたら…
その答えをずっと探していました。
「工房からの風」へ向けてひたすら製作を続けていた
2018年のある春の朝に思いがけず心に降ってきたその言葉は
「野花(のか)」でした。
野の花というキーワードは
服をつくりはじめたばかりの頃にデザインやアイデアなど
いろいろを書き留めていたノートの中にも記していて
ずっと心にあった言葉のひとつでしたが
思うところあって長らく
そっと奥にしまったままにしていました。
つくる服を表す言葉として使わせて頂くなら今だと
やっとそう思えたのがその時でした。
ずっと昔から変わらず身近にある素朴で愛らしいもの
そういう懐かしさを野の花の姿に重ねて表現できたらと願って
「n o k a」という名での服づくりを始めました。
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「大量生産時代に私が服を1点ずつ作る意味は?」常々考えさせられることのひとつです。
工業機械やプラスチックがまだ発達していなかった時代の服作りに学んでみたり、敢えて手縫いの服作りに戻ってみたり、手を動かし続けることで私なりに何かを見い出すことができたらと取り組んでいます。
n o k a
西田真由美